町家改修 03
いよいよ工事がはじまります。
解体撤去する前に、保存する建具をまとめる。
使うもの使わないものを選択するのは難しい。
どれもこれも使うと思い、とっておくとものだらけになってしまう。
夫婦ふたりの作業は、ゆっくりと進みます。
驚くほど開放的な空間。
土間空間と畳の空間、このキーワードを大切に様々なアプローチで改修を進めようとしています。
2階は、保存状態がいいので、改修するところとしないところがキッパリ別れます。
さあいよいよです。
ドキドキする。
なんだかワクワクします。
普段は仕切られている空間が襖を取り払うだけで
20畳以上の大広間になった際は、子供ながら感銘を受けました。
日本の伝統の空間は本当にフレキシブルな空間なんですね。
町屋の変化を楽しみにしています。