くのさんち 65
現場で打合せしたこと、以上に難しく大変なおさまりも、このほうがきれいだろっと、さらっと言ってやってしまう大工のマツダさん。
なかなかできることではないと思う。
ああ言ってたから、それ通りやればいいが通常だ。
しかし、たくさん話をして思いを伝えると、つくりて側にも愛情がわいてくる。
よりきれいに仕上げてやろうっと思えてくるのか、職人さんってすごいんです。
大工さんの道具を見るのが好きです。
きれいにまとめて、いつでも使えるようにしてあるんですよ。
だけど、それは、その人が悪戦苦闘し、苦労して、悩みぬいて、苦しんでモガイた上で身につけたもの。
だから、
人の為には、なかなか、そう簡単に、その「引き出し」あけません。
「この人のためなら」って開けやすくするためには、
普段のお付き合いのしかたが大切なんだと思う。
だから、きっと、先生二人と大工さんとの間には良い関係が
築けてるんだなって・・・わかります(^_^)